脱毛を経験した人の中には、「脱毛は痛かった」と答える人や「全然痛くなかった」と答える人もいます。痛みについては個人差があります。
脱毛の痛みはどんな痛み?
脱毛の痛みは一般的に「輪ゴムをパチンと弾いた時の痛み」に似ていると表現されることが多いです。その他には、「ピリっとした痛み」や「ヒリヒリする」「じんわり熱くなる」などと表現されることがあります。 照射する瞬間に痛みを強く感じるので、継続的な痛みではなく瞬間的な痛みが特徴です。
痛みを感じる理由は?
脱毛で痛みを感じる理由は、ライトやレーザーの照射によりメラニン色素を刺激する脱毛の仕組みにあります。
毛の黒いメラニン色素に反応してムダ毛の毛根にダメージを与えることで、毛の成長を遅らせてムダ毛を生えにくくします。メラニン色素が光と熱を吸収することで、照射時に痛みが起こります。
また、脱毛による刺激だけでなく、肌が乾燥している状態も痛みを増加させる原因になります。肌が乾燥してしまうと肌バリア機能が低下してしまい、刺激を受けやすい状態なのです。
痛みの感じ方には個人差はありますが、その中でも「敏感肌の人」や「肌の色が黒い人」、「毛深い人」は痛みを感じやすいです。
脱毛を痛いと感じやすい人1<敏感肌の人>
敏感肌の人は、通常の肌の人よりも表面の角質層が薄いため、肌のバリア機能が弱まり、刺激に対して敏感な状態になっています。脱毛の照射の強い刺激を受けることにより、痛みを強く感じる人も多いです。また、お肌の乾燥も敏感肌の原因の一つであり、乾燥した状態で脱毛を受けることも痛みを増加させてしまうことになります。
脱毛前の自己処理は最低でも前日までに行い、保湿もおこないましょう。
脱毛を痛いと感じやすい人2<肌の色が黒い人>
脱毛の方法によっては、毛の黒いメラニン色素に反応するため、肌の色が黒い人は肌の表面の色素にまでライトやレーザーが反応してしまいます。
肌が白い場合は、毛の黒い色を識別しやすく、ムダ毛にだけダメージを与えることができるのですが、肌の色が黒い場合は肌にもライトやレーザーが強く反応してしまい、やけどなどのリスクが高くなってしまう為お断りさせていただく場合もあります。
脱毛を痛いと感じやすい人3<毛深い人>
毛深い人は、一般的な人よりも毛の量が多く、毛が密集していることにより、脱毛の痛みを感じやすいと言われています。
脱毛のライトやレーザーは、毛のメラニン色素に反応するため、毛の量が多く毛深い人は照射時間が長くなり、痛みが強くなってしまうのです。
また、VIOや脇は他の部位よりも毛が太く、皮膚も薄く敏感な部分でもあるため、余計に痛みを感じやすいです。
施術中痛みを感じたら、我慢せずお気軽にお声掛けください。出力を調整、冷却いたします。